今日、本屋さんが閉店しました。町に2軒しかなかったうちの1軒でした。
私が子供の頃、祖母に連れられて、今の場所にある前のお店に行っては、ぬりえの本を買ってもらっていました。今の場所に移ってからの記憶もあり、その本屋さんに行くのが、田舎に帰ってからの楽しみのひとつでした。
その田舎に住むようになり、その本屋も時々利用していたのですが、今の私が買えるのは、安い雑誌ばかりでした。
時々、取次系のサイトから注文してそのお店で受け取りにして、「コレは！」と思う本も買ったりしました。それなら少しはお店にお金も入るかも知れないと・・・。
ネットでの買物は、ホントにベンリでよく利用してしまうのだけど、その利用した売り上げは、自分の住む地域にはほとんど入らないので、利用する度に実はかなり罪悪感があるのです。都会の方はそうは思わないと思いますが、地方に住んでいると、その自分の行為が、地域を苦しめる一端となっているのではないか、と、大変気になっている方も多いのではないでしょうか・・・。
でもそれを利用しないとどうにもならない自分のライフスタイルを変えられるのか、ということになると・・・。
売る側の人の努力に期待もしなければなりませんが、選ぶ、買う側としては、地元で買えるものは地元で買う、事を心がけなければならないでしょうね。やはり。
ネットでの取引、もっと地方の中でも広がるといいのかもしれませんが。