2009-06-27(Saturday) 紅花、そして100歳 [長年日記]

[Diary] 紅花を見に

久々家族全員休みの土曜。

昨日の新聞に載っていた紅花畑を見に宍粟(しそう)市に行ってきました。

明延(あけのべ)を抜けて、アユ釣りの人がたくさん出ていた揖保川を下り、お昼を食べてから、紅花畑へ。

山形から種を取り寄せて、毎年毎年少しずつ増やしていった紅花畑。

オレンジ色のコスモスもいっしょに植えられていて、黄色から真っ赤になる紅花とともに色彩がとても鮮やか。

特に香りが強いわけではないんだけど、その色彩と、トゲのある姿にこちらもシャキッとしてくる感じがしました。

久々にフィルムを入れて、Eos7でも撮ってみました。ファインダーの見やすさにビックリ。

帰ってから調べてみると、宍粟市には、名水がたくさんある模様。

揖保川の水はほんとにきれいで透き通ってて。

次回は水を尋ねるドライブに出かけられればなぁ。

宍粟市のベニバナ

[Diary] 大きくなったもんだ

帰りは「神子畑」経由。去年はあった鉱山の建物がなくなり土台だけになっていて、ちょっと残念。

神子畑の鉱山遺構

帰る前に、今年で100歳になる大叔母に会ってきました。

子供の頃いとこと一緒に遊んでいた時にいつもそばにいてくれた大叔母。

「あの頃はよく一緒にお人形つくったねぇ」とその頃の事を思い出してくれました。

今まで聴いたことがなかった話もたくさん話してくれました。

大叔母が一番末っ子の兄弟をおぶって、私の祖父と一緒に3人で小学校に通っていた話。

授業中も大変行儀よくしていた祖父に、クラスのみんなから理科の授業であまった大豆のプレゼントがあった話。

祖父からは、こういう話は聴いたことがなかったので、聴けてとてもうれしかったのでした。

家事も農作業もずっとしてきたのに、とても綺麗な手をしている大叔母。

またいろんな話を聴かせてもらいたいなぁ。

[Diary][はにぃのうまいもん] 野イチゴ

家に帰ってからまだ日が高かったので、そのままカメラを持って出かけました。

いつも撮る小川の斜面に、小さい赤いものが。

先ほど尋ねた大叔母といとこと一緒に散歩した時、よく食べていた野イチゴでした。

あの頃は、口にいれるとちょっとイガイガするけど、とても美味しくて、何十個も食べていました。

今日はちょっとしかなかったので、写真に収めて。

最近ではシカの被害で、山の植物にも多様性がなくなり、その影響でチョウなどが激減しているらしいのですが、やはりこういう小さな植物でも大事にしていかないとね。

子供の頃よく食べた野イチゴ。


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