● やっぱり触って選ぼう
地下鉄の本町駅で違う出口から出てしまい、うっかり梅田方向に戻りそうになりつつ、歩きに歩いてオリンパスプラザ大阪に到着。
E-420か、それともE-520にするか、やっぱりゆっくり触って選びたかったのです。
途中マクロレンズも出してもらい、主にライブビューの使い勝手を確認。
マクロレンズでライブビューを使うと、ピント合わせに時間がかかる事に気が付きました。「ハイスピードイメージャAF」が載っているレンズだと同じ状況でもとても早くピントが合うのです。
こういう細かい事は実際触ってみないとほんとわからないな、と。
細かい機能や愛用しているC-3040の事なども、係りの方とたくさんお話できました。
E-420とE-520、どちらが長く触っていたかというと、持ちやすいE-520でした。あのグリップはなかなか手放せなくなります。
しかし、やはり持ち歩く事を考えるとE-420の軽さはうれしい軽さ。
・・・とあれこれまた模索していると、あっという間にお昼前。
今度出るE-30のパンフもいただきつつ、その場を後にしました。
● 島尾伸三展
オリンパスプラザの後はミリバールギャラリーを見に行って、昨日Mさんにおすすめいただいた「Port Gallery T」に行ってきました。
ギャラリーでは島尾伸三展 「生活」 LIVING という企画展を開催中でした。
島尾さんが結婚生活をはじめられた世田谷の洋館での生活から生まれたモノクロ作品。
ひとつの家の中で起こった出来事を丁寧に、静かに、でも出来出来事のひとつひとつに対する驚きを隠す事なく写し出している、それぞれがかけがえのない時間をとどめている作品たちでした。
ギャラリーでは、本棚にこれまで刊行された本も並べられていたのですが、それとともに、カメラが3台ほど置いてありました。
よく見てみると・・・なんと自分のデジカメと同じものではないですか!
驚きました。思わずカバンから自分のカメラを出して確認してみたりしました。
ギャラリーの方も大変気さくな方で、島尾さんの作品や前にやっていた奥様の潮田さんの展示についてもいろいろとお話くださいました。
大阪に出たときは必ず尋ねたいギャラリーのひとつになりました。
● ギャラリーで作家と会うこと
オリンパスギャラリーの前に尋ねたミリバールギャラリー。
saccoさんという方の展示、でした。
行った時には気が付かなかったのですが、ちょうど初日の始まったばかりだったようです。
彼女は配布されていたフライヤーに書いてある詩の最後の2行にあるように、まさに絵を描く事が大好きな自分自身を展示しようとしていました。
たったそれだけの事なのですが、その場所に彼女独特の雰囲気が広がっていて、それを見ているとこちらからも何か投げかけずにはいられないような、そんな展示でした。
今回特に意識するわけでもなく、ギャラリーにいる作家さんやスタッフの方にこちらから何か質問してみたり、話したりしていました。
話してみることで何倍もわかった作品もあるし、話す前にその作家が何を述べたいのかどんどん伝わってくる展示もありました。
話すことは美術作品を理解するのに必要なことではないのかもしれませんが、私は作家の方やスタッフの方と話をするのは好きなのです。
自分がまだわかりえない事を確かにできるし、自分の中から思いがけない言葉が出たりすることもあります。
それが楽しいので、やはりもっと見たい、と思ってしまうのです。
● 歩き、苦にならず。
午後からはヨドバシ、またまた本屋、と梅田周辺を練り歩き。
梅田の道も、私の頭の中にだいぶインプットされたつもり。
おみやげに、阪急の地下街にでていた香川の店で、しょうゆ豆を購入。
バスターミナルの周りにはテイクアウトできる店がたくさん出来ていて、帰りのバスでもおいしいコーヒーが飲めました。
今回は歩くのがあまり苦にならなかったのです。場所によって寒暖の差は激しかったけど、歩きの長さにうんざりすることなく動けていた感じ。
いつもよりかなり元気に、いつもの町へと戻っていけました。
おかえり〜 収穫はいかに?!
これから書きますが、とりあえずE-30は模型がもう飾ってありましたよ~。<br>お楽しみに。