3日目も渋谷から始まりました。
今日こそは見て帰ります、ナンシー関「大ハンコ展」。
さすがに朝イチの渋谷パルコはまだ眠そうでした。
会場にも楽々入れて、中もゆったりと見ることができました。
とても見やすい位置にディスプレイされている膨大な数のハンコ。
「ハンコ」というより、その一つ一つの彫りを見ているだけでも楽しめる彫刻作品で、彫られた絵柄に、自分がテレビで見ていた印象を重ね合わせて、こんな人もいた、あんな事もあったなぁ、と思い出したり。
選び方にもよるんでしょうけど、「司会者」コーナーはメンバーが今とほとんど変動がなくこれまた驚き。タモリさんは10種類ぐらい彫られていました。
有名人ではない、日常的な人物を彫ったものもよかったです。けっこう「エロ」も多く彫っていたんですね。
各界の人々からのメッセージを聴きつつ、ナンシー関の仕事場再現コーナーにこれまた見入ってしまいました。
机の上にあるもの、パソコン、本棚などなど細かい部分まで忠実に再現。
これまでいろんな作家のアトリエ再現を見ていますが、これほど自分が持っているものと近い部屋は今までなかったなぁ。
最後のナンシーさんの活動を伝えるコーナーの最後に、子供にハンコの彫り方を教えているところがあり、そういう事も続いていたら、もっといろんな事が違ってきていただろう、と。
ナンシーさんの作品はもちろん、私が感心したのは場内のディスプレイが非常に見やすいことでした。
作品内容を伝えるボードも見る人に大変見やすい大きさ・デザインで、文章の内容もさりげなく、でも実は練りに練られていて、大変伝わりやすいものでした。
ああいうこと、美術の展示ではどうしてできないんでしょうねぇ。
約1時間、ほんとに楽しい展示でした。
パルコから渋谷駅に行くまでに、眼に入ったApple Storeに実は初めて入ったりしながら、地下鉄で1本、銀座へ到着。
まずはINAXブックギャラリーへ。今回行こうと決めていた所の一つでした。
サイトでみるのとは棚の配置がだいぶ変わっていて、両方の壁面がすべて本棚になっていました。デザイン、建築関係の本屋だけど、店頭では料理の本特集もありました。またその品揃えがきめ細かくて、いちいち手に取ってしまいます。
ここでドーンとダンボール一杯になるぐらい買っておきたかったのですが、涙を飲んで今回はコレ一冊にしました。
●デザイン・配色のセオリー オブスキュアインク:著
帰ったら勉強だ~。
● [アート]久々の銀座
● [はにぃのうまいもん]はじめてのカフェブレス
● [はにぃのうまいもん]とにかく食べた!
● [tabi]ひかりで6時間!