2005-04-05 先生はイギリス式? [長年日記]

[きょうのぐっさん] シュッ!(笑)

我が家は、フジTVのものまね系特番を「ものまね四天王」以前の古くから欠かさず見ていて、ものまねにはかなりうるさい。

今日はなんと4時間半のロングバージョンだった。ぐっさんはトリ前で小林旭氏の「熱き心に」を披露。・・・ぐっさんって、ちょっとアキラさん系だったんですね!シュッ!(笑)

[リバー書房]先生はイギリス式

明日はお休み、そしてバイトも定時に終了。これからは忙しくなるし、ということで、兵庫町で降りて、リバー書房へ。

平日の今日もお客さんがたくさん。入ると、ご主人は私よりちょっと年上の女性とお話されていた。

今日は入ってすぐの文庫の棚からいい本がたくさんあって、思わず「どうしよ・・・」とつぶやいてしまうほどだった。

ご主人とお話されていた女性はいったん出られたが、すぐに戻られて、とある作家の革張りの全集を、中をチェックして買っていかれた。

しばらくすると、黒い服の若い女性が入ってきた。最初はわからなかったけど、その方は先日ご主人に、なにか文章をみてもらっていたあの女性だった。

しばらくするとご主人から私にお呼びがかかり、しばらく3人でお話。その女性がみてもらっていたのは、ある童話作家の作品の英訳で、ご主人がその先生になっている、とのことだった。たったひとつの単語の訳の違いで、話がどんどん違うものになっていって、それがまたおもしろかったりするらしい。

しばらくして、ご主人が英文を読みながらの添削が始まった。ご主人の英語はイギリスの人っぽかった。いかに自然な言い回しにしていくかを、彼女と一緒に考えておられた。

そんなやりとりを楽しく聞くうちに、なかなか間に入れず、それまでに2冊文庫を選んでいたのだけど、もう一冊追加してしまった(下記3番目)。

●背景の記憶 吉本隆明著 平凡社ライブラリー

●色を奏でる 志村ふくみ・文 井上隆雄・写真 ちくま文庫

●おかしなお菓子 今田美奈子著 角川文庫

添削が電話で中断した時にレジをお願いしたら、ご主人から「またいいモノ持っていって・・・」とお褒めのお言葉をいただいた。

いい先生にたくさん教えてもらってね、とその女性に挨拶して店を後にした。

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