2004-05-09 原点を忘れずにね [長年日記]

今日は母の日。

このところずっと私の新居のことをいろいろ気遣ってくれて、いままでもほんとにお世話になっている母。今日はさすがにてぶらでは帰れますまい。ということで、お昼休み中ぐらいからいろいろ考えていた。そして思い出した。

[リバー書房]母の日のプレゼント

仕事が終ってから、雨も降ってるしどうしようかな、と思ったけど、やはりいつものようにお花ではなんだかインパクトないし、母にも見せたいものがあるしなぁ、ということで、リバー書房に直行。

もう閉店前だったので、記憶にあった棚へ向かうと。ありました。

「風と共に去りぬ」 写真集 新潮文庫

母は昔から「風と共に去りぬ」の大ファン。田舎の映画館で見て以来、TVで放送があれば見ているし、着メロはあのテーマだ。

まぁ、母の日にしては安上がりではありますが(^^ゞ、なかなか読み応えがある本なので、前回見つけたときにはぜひ母に、と思っていた本でした。

電車に乗る前に、それにおまけでシンボルタワーで人気のチーズケーキを追加した。迎えにきてくれた母に手渡すと、喜んでくれた。

原点

ご主人とも近況をいろいろと。どうもこのGW中は思ったほどお客さんがこなかったようで、最近の香川の賑わいも、ファミリー層に向けてのものなので、お店の客層とはちょっと違ったかな、とのこと。

私からは新居に本のスペースがかなり出来たことを報告すると、「まぁ、あんまり買わないほうがいいよ」と言ってくださった。

今度の家の話もしていて、私が母に「あなたも染色やってみたら?」といわれたことを話すと、ご主人が

「まぁ、原点をわすれないでね」

と忠告してくださった。

私の原点、ってどこだろう。やはり高校のとき、絵を描き始めたところかな?いや、もっと早いのかもしれないし、もっと遅くにあるのか。この頃はなんだかどんどん遠ざかっていく感じもしていて、でもそう嘆いてばかりではなくて、そうならないようになんとか自分でやっていく、流れになんとか向かってくこと。向かっていく、といっても、全く逆行するんでなくて、流れもすこし入れつつ、などと、あれこれ欲張ってもみたり。

いままでは流れに身を任せすぎたのも事実。それでよかったことも多かったけど。

帰りの電車で、写真集を見ながら、いろいろと思い出したり、企んでみたり。

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