滝宮にいって、11時半に待ち合わせになったので、急ぐつもりが、寝坊・・・結局先生にはお会いせず、待ち合わせへ。
Eさんは迷われたようだったけど、無事到着。そのまま高松までドライブ
途中で、Eさんオススメのうどんやに立ち寄る。「中西うどん」というところで、店の外の車の量もすごい。前から「朝5時から開いてるうどんや」とTVでよく見たことがあった。
入ると、緑のどんぶりと黒いどんぶりが置いてあって、�偽未凌佑藁弌�2玉の人は黒を取るシステム。カウンターの向こうでは、うどんを踏むお兄さん、一心に釜でゆがくおにいさん、水でしめているおねえさんなどみるからにおいしそうなうどん屋さん。
レジの向こうに天ぷらがあり、Eさんが急いで取って来てくれた。もちろんごちそうしてあげることに。会計が済んだら、席を取りつつも、麺を自分で湯通しして、薄口ダシを入れ、たっぷり用意された天カスとこちらでは珍しい太ネギの千切りを盛る。まわりのおにいさん方のなかには、天カスもネギも山盛りに盛っている人がいて、びっくり！
しかしそこまでする理由が食べてみてわかった。天カスは口の中でシュゥととけそうで、ネギはさわやかなピリリ感。麺も歯ごたえよし、そしてダシの上品なこと！これはほんとにいくらでも入りそうだった。Eさんは毎朝食べていた時期もあったそうで、なんともうらやましい。手をあわせてしっかり「ごちそうさま」をいって店を出た。
目の前にレンガ色に塗られた上に白い字で「うどんのなかにし」と書いてある壁をよーく見ると、なんとハシゴに登ったおにいさんとおねえさんがその白い文字を一生懸命書いていたのだった。あまりのおもしろさに地元民女子2人はすっかり観光客気分。
つづいてはEさんのお目当ての開店したばかりの街なかの古着屋さんへ。白い店内は入り口から想像するより広くて、ほんとにカラフルでちょっとサイケな洋服ばかり。サングラス（フィンガーファイブのメインボーカルの男の子がしてたみたいな）が非常に充実。壁に飾られた服の中で奥にあった、着物風のドレスに私もEさんもかなり心を奪われる。私などは4月の友人の結婚式に着ていこうかとマジで考える。Eさんはショーケースに入っていたこれもフィンガーファイブなサングラスを即決。彼女が洋服を見ているときの言葉がとてもプロっぽくてよかった。
時間も迫ってきて、最後にやはり、私がオススメしてやまないあのお店に行くことに。駐車場に止めるちょっと前からEさんのこれからのことについて、考えを聞いた。香川から出たことがない彼女はやはり東京や他の街で自分のやりたいことをおもいっきりやりたいようだった。
私は転勤族だったので、その地元にずっといたということがすごくうらやましいところがあるけれど、これからどうするかいろいろ考えなければならないところは同じだったので、自分なりに今まであったことなどお話してみた。
そしてリバー書房へ行った。写真集でおもしろかったものなど教えてあげたりしてると、ご主人が届いたばかりの箱から、おもしろい写真集を「こんなのもあるよ」と見せてくださったりした。Eさんはバイトの時間だったので、1冊買って出かけていった。
私はその後も1時間ぐらい棚を見て、お金も戻ってきたところだったので、下の写真集と文庫本を買った。
●ここに子どもたちがいる 声がする 石垣泰郎写真集 三笠書房 1971年9月刊
●ハーレムの熱い日々 BLACK IS BEAUTIFUL 吉田ルイ子 講談社文庫 1979年第1刷
前者は1971年ごろのナポリの子供たちを撮ったモノクロの写真集。写真の中のこどもたちはいきいきとしてて、かっこよくて、ギャングみたいでキレイ、ではないけどとても魅力的。
吉田ルイ子さんの本はもしかしたら買ったことがあったような気がしたけど、やはり写真にひきつけられるし、なんと200円。
ご主人も「あら、ちょっといい本だなぁ」とひさびさくやしがっていた。