「こんにちわぁ」という声。
玄関から外を見たらすぐそこに男の子が立っていた。1件むこうのお宅の男の子だった。
母がいつも出かけるときに、そのお宅も出かけることが多くて、よく声をかけていたけど、それで尋ねてきてくれたらしい。
母が相手をしていると、地面にあった石(アスファルトがはげたところ)を拾って、うちの玄関まできて、その石を入れていってくれる。おやおや、とみているうちに3回ほど入れてくれた。
茶の間で絵を描いていた父も、なんや?と私に様子を聞いてきた。父も母も子供は大好き。こういうとき孫がいたら喜ぶんだろうなぁ〜と、自分の親不孝を反省。
その子はなんで石を入れてくれたのかな?とみんなで晩御飯のときに話した。
子供にとっては石は宝物。今度来てくれるときまで、そのままに大事にしておいてあげよう。
今朝、玄関を見てみたら、小さなお皿に昨日の石が入れてありました。きっと母のしわざかな。